健康の生活
人間が人間らしく生きるための生活習慣(食事、睡眠、排泄、衛生、衣服の着脱など)を、子どもは大人との信頼関係の中で覚えていきます。生活習慣の形成は幼児期に始まり、自我に目覚めるようになると身の回りのことを自分で行おうとし、生活する力を身につけていくようになります。身の回りの自立に伴い情緒が安定し、主体的に自信を持って行動できるようになってくると、心と体の成長が密接な関係を築き、健康を支えるのです。子どもの心身の自立は家庭と幼稚園との協力関係の中で育むことで、幼児自らのものとなり、確かな成長へと繋がってゆくのです。